ゼロ秒思考のやり方、テーマの紹介

以前毎朝のルーティン記事で取り上げましたゼロ秒思考について「どんな内容を書いてるの?」という質問を受けたので、簡単に紹介していきたいと思います。

以前の記事

ゼロ秒思考とは?

「ゼロ秒思考」とは、元マッキンゼーの赤羽氏が、数十年にわたるコンサルティング経験の中で磨き上げてきた思考と、そこに到達するまでのシンプルなトレーニング方法です。

書籍の袖部分にはこのように書かれています。

思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。

A4の紙に1件1ページで書く。
ゆっくり時間を欠けるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。
毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。

「メモ書き」は、こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法だ。
頭に浮かぶ疑問、アイデアを即座に書き留める、頭がどんどん動くようになり、気持ちも整理されるようになる。自意識にとらわれ悩むことがなくなっていく。
「メモ書き」により、誰でも、この境地にかなり早く到達できる。自分でも驚くほど頭の回転が速くなる。

ゼロ秒思考のやり方

具体的なやり方は下記通り。
・A4用紙を横置き
・1テーマ1ページ
・1ページに4-6行、各行20字-30字
・1ページを1分以内、毎日10ページ書く

必要なのは毎日10分だけ。

テーマな何でも良いです。思いついたことは、とにかく何でも書く。
日頃気になっていることや気づいたこと、新たに得た情報や不満や不安。

「ゼロ秒思考 やり方 例」の画像検索結果

やり方は非常にシンプルです。
隣に1分タイマーを置いて、思い思いに書き殴るだけです。
躊躇せず思いっきり書いていきましょう。

メモ内容【テーマ・ネタ】

ここで僕が毎日定例として書き殴っているテーマ・ネタの一例を紹介します。


昨日の感謝

・職場のスタッフから食事に誘ってもらい仕事や私情について語り合った。
・時間や場所を問わず柔軟に対応してくれるドライバー。
・感謝を伝える大切さを学んだ。今置かれている立場や環境の有り難さ。

今日やること

・動画撮影/編集、ブログ
・ジム/ランニング
・〜のレポート作成

今月達成すること

・ブログ毎日更新
・〜と食事の場をセットし、意見を聞いてみる
・〜を学ぶ

1年後どうなっていたら満足するか

・副業(ブログ、youtube, 投資)収入 〜万/月
・コアなファンを作っておく
・5Gの世界へ対応

そのため半年以内にどうなっているべきか

・ブログを書き続ける(180記事)
・動画撮影/編集技術を学ぶ(〜のような動画を作る)
・ゼロ秒思考継続

どうブログを活用していくか

・ブログを通して動画撮影/編集の依頼を受ける
・発信力の向上
・自分の記憶や経験をまとめる


1テーマのネタから更に掘り下げて書いてみるのも有りです。
例)
テーマ①:どうすれば挫折せず今年こそ英語を話せるようになるか?
-どうして毎回長続きしないのか?
-3〜4週間熱心にやっている間も成果が見えないのは?
-誰かやる気の高い、一緒に勉強のできる人を見つければ良いのでは?
-TOEICをもっと活用すべきか?

そうして次は2行目をテーマにしてみたりします。

テーマ②:英語の勉強を3〜4週間熱心にやっている間も成果が見えないのは?
-成果が出てないのか?見えてないだけでは?
-どうやったら成果を体感できるか?
-「成果が見えやすい勉強の仕方」というふうに発送を変えたら?
-成果が見えなくてもやる気を失わない方法はないか?

著書の中では状況やニーズ別のテーマが何百以上も紹介されており、テーマに困った場合はそこから書き殴ってみたいことを瞬時に選んで書いています。

やってみて感想、自分なりの管理方法

これまで様々な思考法やトレーニングに触れてきましたが、すぐ飽きてしまう(挫折してしまう)三日坊主の僕が続けられています。
継続するにはいかに簡素化するか。このトレーニングは非常にとっつきやすいです。
著書の中では必ず毎日10ページと書かれていますが、正直10ページ書くことができない場合は5ページでも3ページでも良いかと思います。

毎日書くことが大事です。

既にゼロ秒思考の魅力について伝わったかと思いますが、更にこのメモ書きをすることの効能として以下が述べられています。
・頭が整理される
・自信が出てポジティブになる
・腹が立たなくなる
・急成長できる

確かに書くことで不安や不満が明確になり、気持ちも晴れます。

管理方法

著書ではA4紙をカテゴリ別にファイル保管するよう推奨されておりますが、それだと他人に見られる可能性もあり、自然と思ったように書けなくなります。

このゼロ秒思考は”躊躇なく書き殴る!”ことに大いに意味があります。

僕はA4紙に書き殴った後はエクセルに纏めています。
体裁など気にする必要はないです。
シート別にテーマ、作成日、内容を記入していくだけ。
毎度過去のテーマを見直す必要はなく、僕は100テーマ毎に見返しています。

もし皆さんも自己流のゼロ秒思考やテーマがあれば是非シェアください!