バヌアツ旅術(動画有り)

「世界で一番幸せな国」

南太平洋の島国・バヌアツ 共和国。

ここには世界一幸せな国と言われる所以の秘境が多くあります。

「大地の鼓動を間近で」ヤスール火山

「深く濃い青の神秘へターザンジャンプ」ブルーホール

「野生のジュゴンと遊泳」マスケリン

「超巨大な沈船で宝探しダイビング」サント

「バンジージャンプ発祥の地」ペントコスト

多々魅力のあるバヌアツ。

これは主要なスポットの一部だけです。

最近はメディアでも注目され出しており、行ってみたいと思う方も増えているかと思いますが、何しろ情報が少なく、大手旅行ブック(地球の歩き方)も何故か本冊で出版していません(2020年時点)。

ただバヌアツの基本情報は調べればある程度把握できると思います。

今回は僕なりにバヌアツ旅で触れて、感じた、

ジャカブロの歩き方(バヌアツ編)

をお送りします。

基本情報はほとんど記載せず、より踏み込んだ感想や体験談です。

是非参考にしてみてください。

記事の最後には僕が作成したバヌアツ旅の動画をリンク付けしています。

是非ご覧になって、是非ともバヌアツ旅を!

バヌアツ旅術

バヌアツ基本情報

国名 バヌアツ共和国
面積 1万2190km2(新潟県とほぼ同じ大きさ)
人口 29.27万人(2018年)
首都 ポートビラ(Port Vila)
宗教 主にキリスト教

日本からの渡航人数は年間おおよそ1000人程度。

都内には中国移民が数人おり、中華系企業や中国人運営のスーパーマーケットは見かける。

主要な音楽はレゲエ。

アクセス

①国際線

大方がオーストラリア経由(Air Vanuatu)での入国になるかと思います。
ただこのAir Vanuatu遅延しがち。
僕は直前に15時間の遅延を喰らいました。
(おかげでしっかりシドニー観光もできましたが笑)

バヌアツの玄関口ポートビラ・バウアフィールド空港から市内へは空港到着カウンターにタクシー等はあるものの、到着時間によっては機能していない可能性あり。(僕のようにフライト遅延し深夜着となると尚更)

宿泊先は入国前に決め、お迎えを用意しておいてもらいましょう。

②国内線

バヌアツの観光地が遠隔に点在しており、各地へは基本的に国内フライトで移動。
頻繁に飛んでおらず、時期によってはすぐに満席。
行き先によっては10人程度の小型機なので早めにbookingする必要あり。

因みにこの小型機、かなりスリリングです。笑 

機内の様子
コックピットは目の前

バスに乗るかのように小型機を乗り継いでいきます。

気軽に乗るということでなく、小型機が次の停車空港は〜という感覚で止まっていく。

奥地までの経由地等では何もすることなく(小型機の乗り換え時間は5時間もかかったりします)、乗り合わせていた地元の人たちと友達になれればビールやウィスキーを飲み、レゲエでも聴きながら待ち時間を過ごせます。

乗り継ぎ便の待ち時間でも陽気に

食事

都内(ポートビラ、サント)では十分な食事ができます。

首都ポートビラには数件のチャイナタウンもあり、中華料理も食べられます。

しかし、村では馴染みのない食生活や味付けですので、少々厳しいという方はいるかもしれません。

(あまり食事を気にしない僕でも味に飽きてしまいました。。)

都内ではスーパーマーケットがあり、カップラーメン等は手に入りますので、村へ行く方で食事を気にする場合は買っておいた方が無難です。

村では全く手に入りません。

バヌアツにはカバ(kava)という飲み物があります。

現地の方々は夕方近くからアルコール代わりに飲んでいます。

匂いは正直酷く、泥に近い見た目ですがここでしか体験できないので是非。

アルコールでないのに口は痺れ、フラフラになり泥酔状態になります。

しかしアルコールが入っていないからか、二日酔いの感覚はなく目覚めは非常に良かったです。

ゴボウを飲んでいるような味です

治安

全く気にしなくて良いレベルです。

海外ですし、街中は街灯がないので不気味でありますが、モノ一つ無くなることはほぼ無いと言っても良いでしょう。

お金には執着しておらず(もちろん支払い等にはきっちりしているが)騙し取ろうということさえありません。

これが世界一幸せな国ともなった理由の一つでしょう。


もちろん常に気を引き締めることは重要ですので、万全の対策はしておいてください。

カバを飲みすぎた酔っ払いは多いです。(が、危害を加えられることはありませんでした)

人柄/言葉

非常にフレンドリーできっちりしています。

こちらから依頼したらしっかり対応してくれます。

しっかりこちらもギブする対応をしてください。

ただ待っていてもあちらから何かしてくれることはありません。

しっかり自分から入り込んでいくくらいがいいです。

母国語は英語、フランス語、そして現地語。

みなさん英語を流暢に話します。

ただ挨拶や感謝の意などなるべく現地の言葉を話すように心掛けててください。

これも一つのギブです。

すぐコミュニティに溶け込めます。一日も経てば子供たちは懐き、近寄ってきてくれるはずです。

外国人がその地域の挨拶をするのは非常に大切だと思います。

合言葉はハッピー&リラックス。

みんな笑顔で幸せそうです。

装備

村の方では基本的に物が手に入りません。

何もなく、全てが自給自足なガラパゴスな場所です。

都内で時間があるようであれば、事前に下記は準備しておいてください。

・持参必須アイテム(村で手に入らない)

日焼け止め、虫除けスプレー、シュノーケリングセット、水着・サンダル、歯ブラシ

濡れティッシュ

充電は村にあるジェネレーターで。

体調管理

旅を楽しむには健康が第一。

そこでしか経験できないことだらけですが、しっかり自分の体調を管理してください。

フライトが早朝であったり、カバを飲みすぎたり、日焼けが強かったり、

(僕はカバを10杯近く飲んでしまいとんでもないことになりました笑)

中でも特に日焼け対策は怠らないでください。

気温はさほど高くなくとも、紫外線がかなりキツいです。

日中は皮膚をじりじりと焼いているのを感じます。

身体中が大火傷のように熱くなります。

日焼け止めは村では手に入らないので持参必須です。

時間

何かと隙間時間が生まれます。フライトや移動など。

何か手軽に生産的なことをできるようにしておきましょう。

(僕の場合は、バヌアツ動画に使用する音楽をリピートで聴き、動画の構成を考えてました)

まとめ

・とことん現地の人たちと友達になってください。そうすると予想以上にもてなしてくれます。

カバショップを巡らせてもらい、暗闇の中、満点の空を眺めながらカバを飲んだのは良い思い出です。ココナッツクラブ(高級蟹)のカレーも振る舞ってくれました。

・村まで行くとネットや電波は無く、一切の情報は入ってきません。

もちろん時間の感覚なんてものも無いはず。なのに、非常に時間に正確です。

何も無いから時間を守れる。日々忙しいから時間を守りにくくなる。

どちらが正しいんだろう。

(勝手に自問してしまいました。。)

以上、いかがだったでしょか。

不自由な点がある分、自然が自然のままに生きています。

皆さんも是非、バヌアツで世界一幸せな神秘と出会ってみてください!

(地図作成中)

ご質問等はお気軽に。
yukimaeno3@gmail.com


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